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企業の取り組み

【耳より情報】ホリカフーズ 米グロブリン、米アルブミン98%カットの低アレルゲン米「ケアライス」

HPアドレス:http://www.foricafoods.co.jp/

 

米アレルギー患者さんの「代替食」に
ホリカフーズの「ケアライス」は、米アレルギーの原因である米グロブリン、米アルブミンを大幅にカットし、コメ本来の香り、味をできるだけ普通のごはんに近づけた低アレルゲン米飯です。1985年の名古屋大学グループの血清試験調査によれば、食物アレルギーの原因物質の中で、米は卵白(28%)に次いで第2位(22%)のRAST陽性率でした。この治療法のひとつである「代替食」として、米アレルギーの患者さんは、あわ・ひえ・きびなどで補ってきましたが、満足できる味ではありませんでした。また「ケアライス」の開発当時は、市販されていた低アレルゲン米は、製法が複雑なため価格が高く食味も悪く、米アレルギー患者さんの主食としての利用が難しいという問題もありました。
米グロブリン、米アルブミンを極力おさえたごはん
その後、食物アレルギーを引き起こすアレルゲンに関する研究が進み、米の場合、塩可用性たんぱく質であるグロブリン・アルブミンにアレルゲンが存在することが報告されました。さらには、塩可用性たんぱく質以外のたんぱく質でもアレルギー反応を示す症状が報告されました。そこで、ホリカフーズではアレルゲンの除去はもちろんのこと、①低アレルゲン米飯の品質をできるだけ通常米と同じくする、②低価格にする、を目標として検査を行い、国内産のうるち米を酵素で処理する独自の技術で米グロブリン、米アルブミンを98%カットしました。こうして完成したのが「ケアライス」です。

◆電子レンジで約2分、熱湯で約12分「ケアライス」は、内容量160g×20食でお届けになります。電子レンジ(500W)で約2分、熱湯なら約12分の加熱で食べられます。あたたかいうちに箸などほぐしてお召し上がりください。※ご利用になられる前に、かかりつけの医師・栄養士の方々にご相談ください。

日本では「ごはんを食べる」が「食事をする」と同義語であることからわかるように、米が食生活の中心です。ホリカフーズでは、誰もが食べられる「ごはん」を目指し、アレルギー対応食、介護・治療食などの技術を生かした商品開発に取り組んでまいります。

(2015年/ホリカフーズ 株式会社)

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